マラケシュ住民がエッサウィラで過ごす休日 2泊3日

観光・地域情報

先月末に家族4人でモロッコの海辺の町、エッサウィラへ行ってきました。
コロナ以降初めてのお出かけ。とっても楽しかったです。

エッサウィラで何する?

エッサウィラまではマラケシュから車で2時間半ぐらいで行けます。
私たちは何のために行くのでしょうか?

  • おいしくて安いシーフードを食べる。
  • 涼しい風に当たる。(今回の当日の気温 マラケシュ41℃、エッサウィラ26℃)
  • 日常を離れ、ただただのんびりする
  • マラケシュのメディナより客引きが少なく買い物しやすいのでふらふら町歩き

こんなところです。

おいしいシーフード

自分が食べたいシーフードを店頭で選んで、調理してくれるお店があります。
1日目に行った店では、魚を眺めていたら店の人がエビの殻をむいて生で味見させてくれました。普段お刺身はなかなか食べられないので、うれしいです。うまみが体にしみわたります。

私たちはえび1キロを買いました。茹でて、にんにくやパセリなどで味付けがしてあります。魚は炭火で焼いだけ。どちらもそれで十分おいしい。

ゆでたエビ。熱々でウマー!


別に注文した黒オリーブの塩加減とカリッとしたポテトフライもおいしかったです。

だんなさん
だんなさん

ぼかいか、醤油持って来た?

ぼかいか
ぼかいか

久しぶりのお出かけだから忘れたわー!!

子供たちの感想はというとちょっと店が込み合っている感じと、床が濡れているのが嫌だということでした。
こまめに床を掃除している証拠なのですけど。食べ物はおいしかったそうです。

二日目は海岸近くに並んだ屋台へ。ここも自分で魚を選んで焼いてもらいます。この先に魚市場があるので自分で買って来て持ち込みで焼いてもらうこともできます。

イカ、おいしっ!
カニはまだ動いていました。虫の息ですけど。
やたらおいしい。なんでだろう?粗塩のせい?

シンプルな玉ねぎ多めのサラダもおいしくて、息子たちが残した分も喜んで私がたいらげました。

猫とカモメが仲良く暮らしてる。
レストランや市場の人がごみ処理を兼ねて頻繁に餌をあげている

息子は昼食の残りのパンをカモメにあげて楽しんでいました。モロッコでは残った食べ物は食べられるものであれば動物にあげます。だから餌をあげても怒られません。

食事中に、病気で見た目がぎょっとするほどの猫がやってきたのですが、お店の人が生のイワシを丸ごと1匹あげていました。動物に優しいモロッコらしい風景です。

予定外の海水浴

9月末ですから寒いだろうと思っていたので、まさか子供たちを海で泳がせるとは思ってもみませんでした。

「足だけなら入っていいよ」と言ったのですが、男の子ですから…。シャツもズボンも、ビシャビシャです。翌日は最初から半ズボンで泳がせました。

だんなさん
だんなさん

子供たちは、コロナで何もできない夏休みが2年も続きました。

かわいそうだからここは自由に遊ばせましょう。

ぼかいか
ぼかいか

まだ泳いでいる人もいるから、まあいいか。

足だけと言ったのに、膝をつき、手をつき、わざと転んでビチャビチャに。
海の上を飛んでた。機体は赤と緑のモロッコカラー。
午後4時ごろ。うちの息子たち。と思ったら知らない子供だった。
貝拾い。巻貝が見つかったのは意外。

ふらふら町歩き

私はマラケシュのメディナはほとんど行かないので、ここでの町歩きはウキウキです。

エッサウィラに来たのは数年ぶりですが、お土産屋さんの品ぞろえが以前より垢抜けた感じがしました。

だんなさん
だんなさん

でも、マラケシュのメディナの方がもっといっぱいあるよ。

ぼかいか
ぼかいか

私にはこじんまりしてちょうどいいよ。

街歩きの前、一日の始まりは外のお店でモロッコスタイルの朝食です。10時ごろ。

玉ねぎやピーマンを炒めてトマトソース等で味付けされたものが入ってる。
オムレツとパンはセット。フレッシュジュースの桃は皮ごと入ってた。

朝食後、子供たちと海で過ごした後、昼食。その後ふらふらしました。

見張り台に到着
壁の向こうは大西洋。荒波です。
昔はこうやって海に向かって大砲を装備していたんですね。
大砲が並んでいた通路の下によさげなお店が並んでいました。
大砲の下のお店。昔は倉庫だったのかなと想像。このお店でちょっと買い物。
全部手書き。
内側にも模様が入っているのがgood
モロッコ刺繡の模様みたい。これ、買えばよかったかなー。
複数の色を使うとモロッコ感が増す。

ちょっとだけ購入。カップは白土製。赤土製より値段が高くなります。白土だと50dhの商品が、赤土だと30dhです。

裏返すと白土製か赤土製かわかります。

SAFI(サフィ)という町のは作られた町です。

別の店でキーホルダーを買いました。かわいくないですか!?
大興奮です。しかもお値段が10DH。激安です。

だんなさん
だんなさん

この窓、おもしろいですね。

このあたりの建物はポルトガル風の建物ですよ。

素敵な絨毯ばかり。翌日は違う絨毯が飾ってあった。風通しを兼ねてるのかも。
だんなさん
だんなさん

今度はメディナの中心のほうへ行きましょう。

黒くてキラキラの石。粉末にしてアイラインを書くのに使うもの。へぇー、初めて知りました。
茹でて魔術的なことに使うそう。ジャスミンの香りと動物の毛入り。
雑貨屋さん
雑貨屋さんの猫 いい場所見つけたね。
上の写真と同じ雑貨屋さん。このはしごいいな。猫が隠れててびつくり。
鍋敷き。欲しかったけど柄がいまいち。マラケシュに他の柄あるかなー。
息子たちが心を奪われたもの。流行りなのかいっぱい売ってました。
シルバーアクセサリー屋さんもちらほら。

小腹がすいたら

パティスリーで買ったお菓子を持ち込み、喫茶店で休憩。
寒い&小腹がすいたらハリラ。どこで食べてもハリラはおいしい。
野菜のパニーニ。お腹がすいてないから軽めの夕食に
シンプルだけどおいしくてお腹がすいてなくても食べられちゃう。
エッサウィラに行ったら誰でも目にするであろう喫茶店
夜に喫茶店へ。風が強いからアイスクリームは解けるのが早い。

日が沈んでから喫茶店へ。
私は寒いのでショコラショー(ホットチョコレート)を注文。味はすごくおいしいというわけではないです。が、モロッコでショコラショーを注文すると、牛乳にココアを溶かしたものが出てくることが多いのかなりいい方です。

ぼかいか
ぼかいか

ミロっぽい飲み物が多い。

夫と子供たちはアイスクリーム。ちょっと味見させてもらったら、わりとあっさりしていました。ミントとイチゴの風味がよく、フレッシュな感じでした。
風が強く、息子は上着を着ました。「寒かったけど頑張って食べた」そうです。

宿泊

実は今回エッサウィラに行った理由は、夫の知り合いが「使っていない家があるからタダで使っていいよ」と言ってくれたからです。

メディナの中のこんな通りにありました。

モロカンサロンとベッドルームが1部屋づつと中庭。こじんまりした家。夫はサロンで寝て、私と子供たちがベッドルーム使用。寝るだけなので十分でした。モロカンサロン、こんな時便利です。

エッサウィラは湿気が多く、部屋はカビ臭かったです。安いお香を買って焚きました。
それとシャワールームにゴキブリが2匹出ました。サンダルでバチーン!!とひぱったくのがモロッコ流。
翌朝、家の外に出るとゴキブリの死骸が数匹落ちていました。どこの家も大変そうです。排水管を伝って移動するので古い家だと1階は結構出ます。

ぼかいか
ぼかいか

経験者は語る

お金を出せば、素敵な宿泊先はたくさんみつかりますが、我が家は今、贅沢をしている場合ではないので、タダで止まれただけで十分OKです。

夏でもフリースでいい。

マラケシュからエッサウィラやアガディールに行くと気候が全然違うといつも実感します。
夏のエッサウィラは日差しは強いものの、風が強く、冷たいので上着はあったほうがいいです。モロッコ人は昼間は昼寝して、日が沈んでから出かける人が多いので夜間出かけるならなおさらでしょう。

私は夏でもフリースを着たいぐらいです。今回息子はフリースを持参して脱いだり着たりを繰り返していました。私はコットンのパーカ。風が強いとスースーしましたが、おおむねよしです。

まとめ

お金がかかることはしていませんし、知る人ぞ知る的な場所にも行ってません。
でも十分に楽しむことができます。
モロッコ人のエッサウィラの楽しみ方は大体こんな感じではないかなーと思います。

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