前回はアガディールでバカンス・海水浴編だったので今回はそれ以外のことを書いています。
楽しかったでーす!
※このブログはプロモーションを含みます
街の概要
アガディールはマラケシュからだと車で3時間ぐらいで行ける、大西洋に面した街です。リゾート地としてヨーロッパ人にも知られ、サーファーにも人気ですが、ハイシーズンのこの時期はモロッコ人でいっぱいです。
1960年の大地震により町が壊滅、そこから作られた街なので他の都市よりすっきりした作りです。旧市街もなありません。海を楽しみ、のんびりするというのが我が家の過ごし方です。
中心部の観光として強いてあげるなら最近出来たロープウェイでカスバ(城壁だけある)に行くぐらいでしょうか。ワニがいっぱいいるクロコパークやイルカのショーが見れる施設もあるようです。行ってません。
カスバの城壁は昔行ったことがある。
城壁ではなく高台から街の景色が見どころな感じ。
気温は夏でも30℃ぐらいで涼しい…はずでしたが、近年の世界的な気象の変化のせいか、私たちが到着して2日間日はなんと49℃!その後は無事涼しくなり昼間で32,3℃ぐらいでした。
その日はマラケシュより暑いという悲劇。
そんなことってあるんですねw
アガディールで1番大きな市場 Souk El Had
ここは楽しかった!
前述したとおりアガディールには旧市街はありませんが、アガディールで1番大きい市場、Souk El Hadに行くと旧市街のような活気があります。
ふらふら見るだけでも楽しいです。
市場は壁で囲まれていて、入り口はたくさんあります。
入り口に付された番号を覚えておくと帰る時便利です。
モスクも敷地内にあります。
素敵なアーチの柱がありました。
果物屋。
市場は屋根があります。
非常に広くて日用品はなんでも売っています。
食事処もあります。おじさんが一人でやってるタジン屋さんで昼食をとりました。
壁の柄が草間彌生っぽいw
(私、腕にヘアゴム巻いてますね…。)
ルフィサという料理に初挑戦。モロッコの朝食ムスンメンの生地を薄く伸ばしてテープ状の麺にしたものをレンズ豆と鶏肉と煮込んだものらしい。
私には店で食べるものじゃなくてお母さんが作る家庭料理のイメージ。お店にあるのはびっくりです。
これ作るの大変なんですよ。
だからか、麺だけ売ってるね。
朝食を出す店もあります。
こちらはムスンメンのアムルーがけ。
アムルーとは、アルガンオイル、はちみつ、アーモンドペーストを混ぜたもの。
そうそう!アガディールと言えば忘れちゃいけないアルガンオイルの産地でした~。
魚のタジン屋さんが並ぶ一角。
店ごとに店員さんが次々声をかけてくるので人気者になった気分が味わえます。
ガラスのタジン型小物入れ15DH。
なんとびっくりエジプト製。
マラケシュのスーパーでも売ってたりします。
オリーブオイル差しは30DH。
ピンク色が気に入らないけど妥協しました。
去年このスペインのメーカーの下着を買ったらまあまあ良かったのでまた買ってみました。
ブラ1枚40DH、コットンのショーツ1枚15DH。ショーツのゴムは若干弱そうです。
店のおじさんがちらっと見ただけでぴったりサイズを出してくれました。プロです。
薬草売り場で50㎝ぐらいのアロエを買いました。食べても大丈夫と確認した上で食べてみましたがおいしくはなかったです。ものすごいぬめりで気持ち悪かったです。
そもそも髪や肌に塗って使うものとして売られていたのです。
日焼けに使うのでしょうか、いろんな場所でアロエのジェルが売っていたのが印象的でした。
吸水力がすごいとかではないけど、お風呂上りに便利なので購入。1つ10DHだったかな。
そのぐらいの値段の物しかかっていません。
これ、買わなかったけど、あごの下で紐を結ぶってことかしら?
絨毯などのお土産売り場もあるみたいですが、マラケシュに住んでいるので行っていません。
食べ物
まずアガディールで食べるべきは普通に考えてシーフードでしょう。
しかし昼も夜もというわけにもいきません。
結果、ピザやサンドイッチ、シャワルマにポテトフライと炭酸飲料ばかりな我が家です。
野菜不足になりがち。
水気のあるものが食べたい。
そんな中、おいしく食べられたのがレバノン料理。ピザやタコスも売っているので本格的ではない店かもしれませんが、レバノン料理を知らない私には十分でした。
コメをブドウの葉っぱで巻いたもの。
ブドウ酢(たぶん)がかかっていておいしい。
茄子のペーストサラダ、ファラフェルのピタサンドも具がしっとりしていておいしかったです。
カレーもありました。
調子に乗って、イラク料理の店にも入ってみました。こちらも本格的というほどでもない雰囲気です。
モロッコでポピュラーなシャワルマ。野菜を多く食べたいのでplatにしました。
普段食べてるシャワルマと違ってサラダのソースがヨーグルトソースでおいしかったです。
レンズ豆のスープはモロッコっぽいのが出てくるのかもと半信半疑でしたが、全然違っていました。
ホンモスのペーストもおいしくていくらでも食べられそうです。
イラクのお茶、イラキアンティ。
リプトンのティーパックっぽいものともう1種の茶葉が入っていてカモマイルのような良い香り。
本場のイラクのお茶のことは知りませんが、いつもと違うものが飲めて楽しいです。
左はスプライトミント味。
ミントのメンソール感はない。
なんと表現すればよいのか、赤しそっぽい感じ?そんなにおいしくはないかな。
食べたいものがないときに注文したサラダニソワーズ。下にたっぷりごはんが入っている。サラダ丼みたい。ニンジンとビーツがおいしい!
炭火で焼いた肉。
牛の心臓、ハツを食べました。食感が好きなのですよね~。
海水浴に行く途中で買った、このあたりの名産だというバナナ。
名産というだけあってやはり一味違います。
夜の海岸散歩
海岸前の散歩道。夜の海岸は涼しく、遅い時間までたくさんの人出があります。
アガディールと言えばこの山(丘かも)。
カスバの城壁とともにライトアップされています。
ベルベル語の文字が地面に投影されています。かわいい!
滞在はアパートホテル
今回の滞在は10日間。アパートホテルを利用しました。
毎日タオル交換と部屋の掃除をしてもらえて、キッチンが付いてるスタイルです。家族連れには便利。
booking.comやagodaなどのサイトには2ベッド+3ソファーベッドと書いてあったのですが、ソファーベッドというのはモロカンサロンのことでした~。参考までに。
我が家はベッドを1つサロンに移動させて家族4人でサロンで寝ました。これがモロッコスタイルです。おわり。