モロッコが誇る美容アイテム「ガスール」をご存じでしょうか。
スーパーにガスール入りのシャンプーが売っていたので買ってみました。今日はガスール入りシャンプーについて書いてみます。
ガスールって何?
ガスールを知らないという方のために簡単に説明します。
ガスールはモロッコの山から採掘される粘土です。豊富なミネラルと優れた吸着力を持ち、モロッコでは昔から髪や体などを洗う洗浄剤として、また全身パックとしても使われてきました。
粘土と言っても実際は、乾燥させたものです。さらさらの粉末にしたものを水に溶かして滑らかな泥のようにして使用します。
化粧品の口コミサイトなどでも好評を得ている、モロッコが誇る美容アイテムです。
ガスールに対する個人的な感想
私は初めてモロッコに来た時にガスールを買い、日本で使ってみました。
水に溶かし顔に塗ってみたところ、なんとなくすっきりしたかなという気がしました。ただ、私の顔は乾燥肌のため、あまり皮脂を持っていかれたくないので気になるところです。
洗髪に使うこともでき、頭皮の皮脂がきれいになると聞いて使ってみたのですが、泡が出ないのでガスールが頭皮までなかなか届かず、たくさんのガスールを使ってしまいました。
結果、洗い流すのもひと仕事、お風呂場は大惨事。片付けのため、お風呂の後は優雅にリラックスなどというわけにはいかず、さっぱりするどころか疲労困憊です。そこで私が思うのは、
ガスールって使いにくいし、面倒くさい!
あくまで個人の感想です。
ガスール入りシャンプー
そんな私が今回買ったシャンプーがこのシャンプーです。もともと黄色いパッケージのCadumというシャンプーがあって、そのシャンプーのガスール入りバージョンということになります。
私は50歳に近いおじさんだけど、私が子供の時から売ってるよ。
イラストは日本人だけど、私はモロッコ人だよー。
前々から、黄色のパッケージの方は、スーパーで見かけて知っていたのですが、気になる点が二つありました。
気になるポイント① やたら値段が安い。
モロッコのスーパーで売っているパンテーンや、モロッコのTVコマーシャルやヨーロッパでもよく見かけるヘッド&ショルダーという名の知れた商品に比べると非常に安いです。高いからいいというわけではないのですが、あまり安くても何か理由があるんだろうなと不安になってしまいます。
ちなみにヘッド&ショルダーはフケが気になる人向けシャンプー。
フケは肩にも落ちるから「ショルダー」のケアもということらしい。
私は肩も洗っていいって意味だと勘違いしてて、なんで肩をあらうのかなぁってずっと疑問だったのです笑
キラキラ女子度は低い
気になるポイント2 パッケージの生卵の黄身の写真。
パッケージに生卵の写真があります。生卵を入れて、ただ混ぜただけということは絶対ないですが、なんだか気持ち悪くないですか?
生卵のにおい・・。洗ったコップに卵のにおいが残っていたりすると、本当にテンションが下がりますよね?
以上の理由から何となく買う気が起きなかったのです。
実際に使ってみた
個のシャンプーはずっと昔からモロッコで売ってます。
問題ないよ。たまには使ってみましょう!
というわけで購入。まず、においをかいでみました。ボトルを押し空気のにおいをかぎます。シャンプーとして無難なにおいです。強すぎるわけでもなくいいにおいです。何かのにおいと似てるなぁと思って考えた結果、ベビーパウダーのにおいに近いと思いました。卵のにおいはしません。
掌に出してると若干緩めの感じがします。安さの秘密はこのあたりかなかもしれません。色は薄いグレーで、ガスール入りとはいうものの、ざらつきや粒は全くないです。
次に洗ってみました。たくさん汗をかいて髪が汚れているはずですが、よく泡立ち、髪のきしみもありません。洗いあがりはごわごわもなく、卵のにおいもありません。
では、ガスールの力で頭皮の皮脂がとれたのでしょうか。これは、うーん、よくわからないです。劇的に落ちたというほどでもない気がします。でも洗髪後はさっぱりしていて、不快なところは無し!ヨカッター!
まとめ
買う時に不安はありましたが、全く問題はなかったです。
粉末のガスールは頭髪には毎日使ってはダメで、1~3週間以上の間隔をあけて使うものらしいです。
それに比べてシャンプーは使用頻度が高いものなので、おそらくこの製品に入っているガスールの量はかなり少ないのではないかと思います。
使い続けると目に見える変化が起こるかもしれません。楽しみに使っていきたいと思います。
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