中古品を買う理由
モロッコでは品質のいいものはあまり売っていません。売っていたとしても、我が家的には手を出しにくいお値段の場合も多いです。
そんな時には中古品を買います。モロッコはヨーロッパに近いので、ヨーロッパ製のまだ十分に使えるものが手に入ったりします。しかも丈夫なので安い新品を買って何度も修理するより、信頼できるメーカーの中古品を買ったほうが簡単な生活を送れることもあります。
モロッコの蚤の市
モロッコにはいぬのもちがたくさんあります。
ん?犬の餅?
…それを言うなら蚤の市ね!
そうそう、のみのいち。
いつも間違えます笑
蚤の市といっても、ヨーロッパで開かれているような、素敵なアンティークが手に入るようなものではありません。
あくまでもモロッコ人を対象にしたものです。ネット上で見つけた日本人旅行者のブログには「ごみしかない」と書いてあったぐらいです。
感じ悪いわ~。
我が家は買い物に行くのは専ら夫なので、残念なことに現場の写真はありません。
具体例
とりあえず、今、私の家にあるもので、中古で買った物の写真を貼っていきます。
子供が大好きなおもちゃ。実は3台目。前に買った2台のうち1台が3輪だったため、どっちを使うかで子供たちの喧嘩が始まるから!
中古は同じものが複数売ってないところが泣き所。
ガソリンエンジンの芝刈り機。HONDA製。写真には写っていないけど、刈り取った芝がたまる袋がボロボロで手縫いで修繕しました。
付属品がなかったり消耗品が購入できないのも中古品のつらいところ。
でも、こういう場合モロッコ人は作るんです。だからOK。
ホテルの中古備品を仕入れているという店で購入。
庭用の椅子とテーブルを購入。椅子は未使用で、いわゆる新古品。いい買い物。
テーブルは天板が古さを感じさせるけれど、ずっしり重くてよし。
これもホテルの備品系の店で。
新品のシャンデリアを買ったら非常に良かったのでもう一つ欲しくなったけどお金はない。
ということで、大きさは倍、値段は半分で買えた。
お店の人が水洗いをして、「乾くまで干してください」って。
とりあえず庭の木に吊るしました。
ティーパーティーでも開きたい気分です笑
120×95cmぐらいの大きめの鏡。
これもホテルで使っていたもの。夫がなぜか隅にシールを貼った。なぜでしょうか?
ヒビが入っていたのを隠していたのですw。
3㎝ぐらいだからそのままでもあまり気にならないけど。
お値段は2000円ぐらいだったそう。鏡の値段の相場がよくわからないけど、この大きさでこの品質なら安いのではないかと思う。
モロッコの安い鏡だと、歪んで映ってることがあるのです。
何かかわいいシール貼っておいてください♡
日本製の変圧器付きくるくるドライヤーを2台持っていたのに、立て続けに壊れた。家電あるある。
これはくるくるドライヤーよりパワーがあって髪が早く乾くので良い。でも長時間使うと突然パシッと音がして止まる。
本体が熱くなるとダメみたいで、ドライヤーが冷めるとまた使えるようになります。
コロナで家計が苦しいのでとりあえずこれで我慢。500円ぐらいだったので上等上等!
表面の飾り模様がすり減るほど、かなり使い込んでいるティーポット。夫が独身のころ買った物だそう。
ステンレス製で丈夫。今はどうか知らないけれど、一昔前は危険な材質のポットもあったらしいから信頼できる材質は重要。
サロン用テーブル。
買った時は白木でしたが、やすり掛け、下塗・本塗・仕上げ塗り等を施しました。
さらにキャスターを付けて使い勝手もアップ。
4本脚ですが、もしかしたら以前は8本脚だったのかも?と思うデザインです。
歩行器。ピカチュウもどき?と思ったのですがそうではなく、ドイツ製でした。
子供は成長が早く、すぐに使えなくなるので中古品で十分です。
新品の三輪車(中国製)を買ったことがありますが、あっという間に壊れて買い直したことがあります。
この歩行器は息子2人が使っても問題なしでした。
まとめ
ほかにもたくさんありますがきりがないので終わります。
日本で生活しているときは中古品というものはセカンドハンド、誰が使った物かわからないもの、という認識であまり好きではありませんでした。
しかしモロッコでは何でも丸ごと水洗い、漂白するので衛生面はあまり気にならなくなりました。
日本にいる時も無駄に新品ばかり買っていないで中古品を買ってお金を節約しておけば良かったなぁと今では思っています。