絨緞屋さんに行って来ました。モロッコのアートな絨毯をご覧いただきたいと思います。
こういうのはラグっていうんですよね。
知ってますよ。おばちゃんなので絨毯と言います。
ベニワレン
ベニワレンというのは絨毯の種類です。ベーシックなベニワレンは白地に黒の線で模様が作られています。
この絨毯、二か所線が途切れているところがあるね。
どうしちゃったんだろう?
たぶん、作った人がぼーっとしてた。
もしや、失敗作?
いやいや、そこが面白いと買って行くお客さんが多いんですよ。
手作りだからこそ生まれるアートです。
この絨毯はすぐ売れると予想してます。
これは無難な感じだね。
キューピーマヨネーズを思い出しました。
私に言わせると普通過ぎ。
でも黒線が多いですから、作った人は頑張ったんですよ。
黒が少なければ作る人は楽ですから。
じゃあこれは、かなり簡単だったのでは?
さては手抜き・・。
いやいや、3か所模様があるでしょう?
そこは、ザナフィという種類の絨毯を作る技術が使われています。
1枚の絨毯で二つの技術が必要ですから手間がかかっているんですよ。
それは失礼!
よく見ると男前な絨毯ですね!!
ブルックリンスタイルの部屋に似合いそう。
その他
このタイプの絨毯は日本人はほとんど買いませんね。
確かに、私も欲しいと思わないなー。
でもね、アメリカ人は結構買うんですよね~♪
しかもちょっと高めなんですよね~♪
良かったっスね。
ほかのも見て下さい。持ってきます。
男前絨毯。
個性的なデザインですが、色合いが落ち着いているので、和風な部屋に意外と合うんじゃないかと思います。
デニムの背広とか、奇抜な高級ファッションにありそうな柄じゃないですか?
クセがすごい!
色合いがかわいらしいです。
ぼーっとせずに、しっかり考えて作っているなと感じます。
中央の♡柄にきゅんとします。
何かを表したものなのかどうかはわかりません。アートです。縁取りはザナフィという絨毯の技術、内側は別の技術が使われています。
赤い目をした女性の横顔・・。ではないと思います。
淡い色合いなので使いやすそうです。
民族の柄という雰囲気。自分の語彙力のなさを思い知らされています・・。
youtuberのセイキンさんが数年前、ハンドスピナーに「民族」と名付けていたのを思い出しました。
民族の柄でいいかもしれません笑
たまたまこの絨毯が黒いだけで、こういう柄でいろいろな色の絨毯があります。
ベルト、もしくは電子回路図。ではありません。アートです。
真ん中あたりに羊毛の毛足の質感が見えます。
こういうところが、かわいいなと感じます。
様々な手法を用いた絨毯。おもしろいです。絨毯サンプルみたい!
絨毯の一部の拡大写真です。
細かな模様、シャープなラインが見えます。機械ではなく手作業だからこそできる細かな模様です。
まとめ
モロッコ絨毯を日本人の家庭で使うなら、シンプルなものが使いやすいと思いますが、私個人としてはちょっと退屈だなと感じるようになりました。
無難なデザインが欲しいなら質の良い工業製品がたくさんあります。
モロッコ絨毯は手作りならではの独特なデザインこそが楽しいと私は思っています。