息子たちの歯の問題　医者「１人４本×２人＝乳歯８本抜歯です」

モロッコ人との間に生まれた二人の息子。現在、小１と小２です。
歯医者に連れて行ったところ、ちょっと問題がありました・・。

長男の場合

長男は癒合歯という乳歯を１本持っていました。癒合歯というのは本来２本に別れて生えてくるべき歯が繋がって１本の歯として生えてくるものです。

以前、歯医者さんに見せたところ、「この歯が抜けた後は、永久歯が１本しか生えないかもしれないし、２本生えるかもしれない」といわれていました。

月日は過ぎ、この癒合歯が抜けたあと生えてきた永久歯は１本でした。
ところが数か月たった今、完全に歯列から外れてもう１本生えてきてしまいました。どう見ても今さら同じ列に入り込めそうにありません（泣）

また、歯磨きは頑張っているのですが、虫歯がだいぶ多いのです。泣きたいです。

次男の場合

次男は、永久歯が生え始めたのですが、乳歯がなかなか抜けません。
乳歯の後ろに大きな永久歯が２本並んでいます。
歯医者に行った翌日、やっと１本の乳歯が抜けました。とりあえずは良かったのですが、他の乳歯はまだぐらぐらしていません。

写真だと若干わかりにくいのですが、実際に見ると乳歯が抜けても場所が足りず、永久歯が正面を向いて生えてこれそうにない感じなのです。

診断の結果と治療方針など

医者が言うには、息子たちは顎が小さくて永久歯が生えにくい状況にあるそうです。
そのため、２人とも生え変わりのペースが遅れているので、上の乳歯２本、下の乳歯２本を病院で抜歯した後、永久歯が出て来てから歯列矯正するのが良いだろうという結論でした。
また、歯が弱く虫歯になりやすい歯質とのことで虫歯治療も必要です（泣）。

それにしても、１人４本ずつの抜歯。乳歯とはいえかなりショックです。

自慢ではありませんが、夫も私も決して小顔ではなく、むしろデカ顔の部類（笑）。
それなのに、子供たちのあごが小さいとは思っても見ませんでした。

固いものを食べることが少なくなった現代の食生活のせいでしょうか。考えてみると固い食べ物をほとんど食べていない気がします。

モロッコで固い食べ物ってなんでしょう？数日たったパンぐらいしか思いつかない・・

モロッコの歯科医院ってどう？

気になるのはやはりモロッコの歯科医の技術。
夫の「モロッコの歯医者はヨーロッパで勉強してくるから大丈夫だよ」という言葉を信じるしかありません。

今回行った歯医医院は、夫がもともと通っていました。治療方法や使う素材など事前に説明があり、予算なども考慮してくれます。
ある時期はコロナで皆大変だからと無料で治療してくれていたこともある心優しいお医者さんです。

そういえば数年前、幼児専門の歯医者に行ったこともあります。

まだ小さい虫歯をちょっと削ってくれないかなーと軽い気持ちで行ってみたのですが、「歯の大切さ」の話から始まり、やたら話が長くてげんなりしました。
歯磨きの説明が始まったところで夫が話を遮ってくれました。

結局、次回は虫歯を未然に防ぐために、歯の溝に埋めものをして、それが終了してから虫歯の治療ということになりました。

数日後、行ってみると受付でその日の治療費が前金で請求されました。
そういうシステムなら仕方がないと思いつつも、「絶対に金をとりたい」という執念を感じました。夫も同感だったようで

と言ってこの病院での治療はやめにしました。当たり前ですがいろいろなスタイルの人がいるということです。

ただ、今となっては、歯の溝は埋めておいても良かった・・という気持ちもありますが。

歯列矯正と気になるすきっ歯の行方

モロッコで歯列矯正している人は結構見かけます。やはり費用の関係でしょう、外側にワイヤーを付けるタイプをしています。
経験者たちの話にめちゃよると、最初はめちゃめちゃ痛い、こすれて口内炎になる、食べ物がなかなか食べられないなどみな同じことを言います。

ところで、気になることが１つあります。
私は前歯がすきっ歯で、1.5ミリぐらい開いています。物が詰まることもなく、前歯が虫歯になりにくいのでむしろ良かったと思っているぐらいです。

長男は乳歯の時はすきっ歯ではなかったのですが、永久歯に生え変わったら、すきっ歯になりました。
これをみると、私の血をひいているんだなぁと実感が湧き、愛おしくなります。

これ、歯列矯正したら隙間がなくなるのでしょうか？結果はどちらでも構わないのですが、ちょっと気になっています。
歯の問題を抱える中でのささやかな楽しみです。

とはいえ、子供の歯のことを考えると気が重いことは間違いありません。
いやー、まいった、まいった！！