とにかく煮込む。やわらかーい普段のモロッコ料理

食べる

今日は私の義母が作ったある日のお昼ご飯をご紹介します。

とにかくよく煮込んだ豆料理2点

義母
義母

豆は安くても栄養がいっぱいなんだよ!
(簡単だしね。イヒヒ)

ぼかいか
ぼかいか

私は豆料理、大好きだよ。

白インゲン豆の煮込み

簡単に説明すると、
① 鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを炒める
② ①にみじん切りにした玉ねぎ(小1個)、皮を剥いて角切りにしたトマト(中1個)とクミン、パプリカ、ブラックペッパー各小さじ1/2を入れて炒める。
③ 一晩水に浸けて戻した白インゲン豆(1カップ)と水を入れる。水は最初はカップ2ぐらいの水を入れる。後は好みの豆の硬さになるまで煮込む。必要があれば水を追加する。
④ 義母は、食べる少し前に塩レモンを追加して軽く煮込んで食べています。
※塩レモン 日本でも流行りましたがレモンを塩で漬け込んだもの。

モロッコのいたるところで食べることができる料理です。
外のお店でも家庭料理でもほぼ同じ味と見た目です。

レンズ豆の煮込み

作り方は、白インゲン豆の煮込みとほぼ同じ。違う点は2つ
・レンズ豆は水で戻さなくてもよい
・煮込み終了10分前ぐらいに2センチ角ぐらいのカボチャをいれて煮込む。

ちなみにモロッコで売ってるカボチャは下の写真(イメージです)のような感じ。
甘味はあるけど水っぽい。
日本のカボチャのようにポクポクするという表現されるものではない。スーパーでは欲しい分だけ切って買える。

カリフラワーの煮込み

私はカリフラワーを日本ではおいしいと思って食べたことがありませんでした。
モロッコで食べて初めてカリフラワーのおいしさを知りました。
長時間煮込むことによって、カリフラワーのもさもさ感がなくなり、よく煮込んだ大根のような軟らかさになります。

作り方はカリフラワーをは丸ごと茹でるだけです。
義母は圧力鍋を使い、茎の部分も指で簡単につぶせるほどの柔らかさします。

あとは固まり肉、玉ねぎ、にんにく、クミン、パプリカ、こしょう、コリアンダーなどを煮込んで作ったソースをかけて出来上がり。

まとめ

日本人は、パリパリ感や歯ごたえのあるものが好きですよね。
でも、少なくとも私が生活している環境においては、固いものは好まれず、とにかく柔らかくなるまで煮込みます。

こちらの食事はパンをちぎって、煮込んだ料理をパンに付けて手で食べるので柔らかい方が食べやすいというのも理由の一つにあるかもしれません。

それから歯が少ない人も結構いるので、そういう人たちにも食べやすそうです。

歯ごたえを重視しないことによって、日本では味わえない別の世界がここにあるのかもしれません。

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