ゴキブリの思い出

生活

昨日、ゴキブリを見ました。何度見ても気持ち悪いものです。
見たくないけど、モロッコに住んでいると何度も何度も視界に入ってきます。
読んでもらえるかはわかりませんが、今日はゴキブリの話です。

思い出1 スープにゴキブリ

我が家は2世帯で暮らしていますが、食事は別々に食べます。義母が作った食事を分けてもらってそれぞれに食べる、という形です。

ある年のラマダン。断食明けの食事を義母から受け取りました。鍋に入ったスープを食べようとお玉ですくったところ、1センチぐらいの小さなゴキブリが入っていました。ぐぇー。

だんなさん
だんなさん

あぁ、もう捨てるしかないですね。

ぼかいか
ぼかいか

普段、食べ物を粗末にしないけど
さすがにこれは無理だね。

義母が言うには、台所にゴキブリがいたので殺虫剤のスプレーをした、その時に逃げ回ったゴキブリが鍋に入っていたのだろうということでした。
この鍋は調理用の鍋ではなく、テーブルにおいて取り分けて食べるための陶器の鍋です。付属のお玉もあって、ふたにはお玉を固定しておくための切込みのような隙間があります。そこから入ったと思われます。

漫画等でラーメンにゴキブリを入れて嫌がらせをする、というのは見たことがありますが、本当にスープに入っているのは初めて見ました。こんなことってあるんだなーと思いました笑。

思い出2 引っ越し先のゴキブリ

モロッコに来て9年ぐらいの間、私たちは賃貸の家に住んでいました。1、2年住むと契約を更新してくれないオーナーもいたりして9半年で4件の家に移り住みました。

私たち家族の望む条件に合う家はなかなか見つからず、毎回苦労したのですが、ある時、ようやく見つかった家はボロッボロの家でした。
もう何年も人が住んでおらず、蜘蛛の巣だらけ。窓ガラスは割れ、天井や壁の塗装は剥がれぶら下がっているような状態。それらを自費で修復・清掃してやっと住める状態になりました。

引っ越してきて数日後、ゴキブリを発見しました。
剝がれそうなタイルの隙間に逃げ込んだので、「勝ったも同然!」と意気揚々、殺虫剤スプレーを隙間に噴射しました。

すると!さっきの茶色の大きなゴキブリがチョロチョロっと出てきました。
すぐさまもう一匹が出てきて、次はそれよりちょっと小さめの、次はさらにちょっと小さ目で色が薄い、次はもっと色が薄い・・・と8匹出てきました。最後に出てきたのは真っ白なゴキブリです。
まだ完全に成虫になっていないゴキブリ。そこはゴキブリの巣だったということでしょう。

あっという間の出来事でしたが無我夢中でスプレーを噴射しまくり、仕留めました。
今思い出すとちょっと笑ってしまいますが、その時の恐怖は忘れられません。

別の日に見つけたゴキブリは、スプレーを噴射すると、楕円の黒い物体を体からいくつか出しました。フンなのか、卵なのかよくわからないけれど、最後の最後まで気持ち悪い、憎い奴です。

思い出3 夜中のゴキブリ

窓を開けて寝るとちょうどよい、そんな季節があります。そんな時、家の外からゴキブリが入ってきてしまうことがあるのです。

寝てるときにふくらはぎがムズっとして、もしかして・・と思って触ってみると予想通りゴキブリであったり、頭がムズっとしたので触ってみると、やはりゴキブリだったということもあります。
ゴキブリも油断しているのか夜中だと動きが鈍く、思いっきり素手で触ってしまう。これが恐怖です。

夜中に出てこられると捕まえるのが難しく、そのまま「とりあえず寝よう」ということになりますが、気になって熟睡できなくなります。

ぼかいか
ぼかいか

寝ぼけ眼でゴキブリ捜しは厳しい

思い出4 排水路からの侵入

家の中の階段下。収納スペースになっている家も多いかと思われます。
私が住んだある家では、階段下のスペースに水道の蛇口があって、床には排水溝がありました。扉もついていて、私たちは洗濯機(二槽式)を置いて洗濯用の部屋としていました。

排水溝は蓋があって、そのままだとなかなか水が流れません。それで水を捨てるために家族の誰かが蓋を開けます。そして閉めません。
ゴキブリは排水溝を伝って移動してくるというのに…。

ある夏の日の夜のこと、洗濯機の中に出し忘れている洗濯物があることを思い出しました。
「怖いなー怖いなー、なんかやだなー」と思いつつ洗濯部屋に入り、電気を付けます。そっと部屋を見渡すと、壁にはパッと見ただけで5匹のゴキブリがいました。
その虫たちは静止していましたが、触角は動いているのが見えました。ぞわぞわしました。
速攻で逃げましたが、探せばもっといたはずです。
 

だんなさん
だんなさん

蓋をちゃんと閉めてください。

義母
義母

今年はね、多いんだよ。みんな怒っているよ。

義母がご近所さんから聞いた情報だと、その年はどの家にも多く出没していたそうです。市役所に行ってお願いすると排水路のゴキブリの駆除をしてくれるそうですが、本来言われなくても役所がやるべきだと奥様方は怒っていたそうです。駆除作業後は確かに減った実感はありました。

ぼかいか
ぼかいか

でも、まずふたをちゃんと閉めてくれ!

ゴキブリを見つけたら

ゴキブリを見つけたらどうするか?タイルの床ならスリッパやサンダルでぶっ叩きます。これが1番手っ取り早い。

殺虫剤スプレーを使うこともあります。スプレーしてもすぐには死なずちょろちょろ逃げ回ることがあるので、ちょっと怖いです。私はベイゴンという商品を使っています。

ぼかいか
ぼかいか

スプレーを取り出す間に見失う危険もある。

ゴキブリが出そうなところに振り撒く粉末タイプの薬剤もあります。アリ対策にも効果的でアリの巣付近に撒いたりします。ただ薬剤が飛び散って人間の体内に入るとよくないので室内には使いません。

室内には日曜雑貨店で売っている薬を使っていました。
見た目は「カツオ風味のほんだし」のような顆粒です。これを無糖ヨーグルトに混ぜてゴキブリが出そうなところに適当に塗っておきます。これを食べたゴキブリは死にます。
イマイチ、効果があるのかないのかわかりにくいのであまり使いません。

ゴキブリが出たら、部屋を片付けて、塩素系漂白剤で掃除しまくる。これがモロッコスタイルなのではないかなと思っています。これだけで結構大丈夫な感じです。

ぼかいか
ぼかいか

モロッコ人は塩素系漂白剤(ジャビル)をよく使う。
ジャビルを売り歩くおじさんがいて、小分けして売ってくれる。

しょうがない。アフリカだもの。

視界に入るたびにぞっとするゴキブリ。
たくさん見たからと言って平気になるわけではないけれど、冷静に対応できるようになりました。

夫は「アフリカだから、虫はいっぱいいる。しょうがない」と言います。
アフリカじゃなくてもゴキブリはいるけど、「まあ、そうだよね」と思うことにしています。
おわり。

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