日に日に暖かくなり、それとともに、増えるハエ。
お金をかけないハエ対策を探したところ、「ハエはバジルの匂いを嫌う」ということを知りました。
庭にバジルが植えてあるので、さっそく部屋に置いてみることにしました。
大きいハエには効果が見られた(と思いたい)

庭に植えただけで手入れしていなかったバジルの枝を10本ぐらい折ってきました。
長さは20~30cmぐらい。このバジルの品種は日本ではおなじみのスイートバジルではありませんが、香りは大体同じです。軽く触っただけで、手に匂いが残ります。
これをこのまま水に挿してテーブルの上に置きます。テーブルに座るとバジルの匂いが漂いますが、席を立つと匂いはなく、部屋中に匂いがしているというわけではありません。
モロッコはハエに限らず虫が多いので例年は気にしていなかったのですが、この数日やってくるハエはいつもの1.5倍はあるのではないかと思うほどの大きさがあります。そしてブーンブーンと不快な音を立てています。ターゲットはこのハエです。
部屋にバジルを置いてすぐは、すでにハエが数匹部屋の中にいました。さらにはバジルの葉の上にとまるというツワモノも!これを見て「効果なさそう・・・。」と思ったのですが、十数分後、気が付くとハエはいなくなっていました。
これだけではバジルの効果があったのかはわからないのですが、バジルを水に挿したまま3日目になりますが、ハエにイライラさせられることはありません。効果があったと思いたいです。
バナナに寄ってくるコバエには効果がない。

ハエといえば、バナナの周りに寄ってくるコバエがいつも不快でした。
効果を期待してバナナにもバジルの枝を何本か挿しておきました。
結果はなんと!全く効果はありませんでした。
いつまでたってもコバエがバナナの周りを飛んでいます。バナナの上のバジルを手に取ると、ファサァ~とコバエが出て来ます。
大きなハエはいなくなったのに、こんなに小さなハエには効果がでないことが驚きです。
バジルの量が少ないのか?と思いましたが、我が家はバナナはほぼ常備しているので、これ以上使わないといけないとなると、使用に対してバジルの成長が追いつきません。
コバエ対策としてこれは使えない方法であるという結論に至りました。

よく考えたら、バジルって鉢植えで育てると、コバエがくるよね。油粕等の肥料に来るらしいんだけど、やっぱりバジルの匂いは平気ってことだね。
まとめ
- バジルはハエの種類によってはハエよけとして有効。
- 即効性はない。
- そこそこ量が必要。
ということがわかりました。
わざわざ買って来てまでする方法ではありませんが、増えすぎたり、育ち過ぎてしまったバジルの利用法としてはいいかなーと思いました。
ちなみに、モロッコではバジルは食用ではなく、蚊よけとして植えられるそうです。
便利なハーブですね!
