アニメ内のモロッコエピソード調べ カルメンサンディエゴに激はまり

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私はモロッコで暮らしているので、本やテレビ番組などで思いがけずモロッコを発見すると「おっ、モロッコじゃん!!」と嬉しくなります。

最近ではネットフリックスでカルメンサンディエゴというアニメを見ていたらモロッコが登場してきて嬉しくなりました。そこで、他にもモロッコが登場するアニメ作品はないかと探してみたらいくつか見つけたので、ご紹介したいと思います。

花の子ルンルン

現在40代後半の私が小学生低学年の頃見ていたテレビアニメなので若い人はご存じないかと思います。「♪幸せをもたらすと言われてる、どこかでひっそり咲いている」という虹色の花を探して花の精の血をひく女の子ルンルンが旅をするというアニメです。

オープニングだけyoutubeで見つけました↓

まず第39話「モロッコへの片道切符」。舞台はイギリスのとある町。ルンルンはダリフという少年にパンを盗まれます。ダリフの両親はモロッコに古くから暮らしている民族であるベルベル人です。しかし両親はすでに他界しており、ダリフはモロッコに行ったことはありません。まだ見ぬ故郷へ帰るために苦労して買った船のチケットを警察に奪われてしまいますが、無事に取戻しルンルンと共に船に乗れたというところまでで終わります。

次の第40話「ファンタジアの銃声」。一行はモロッコに到着し両親が住んでいた村と家も見つけました。しかし貧しい村人たちは面倒を見ることはできないとダリフを追い出そうとします。そこでダリフは村の祭り「ファンタジア」に参加し、自分が一人前であることを証明してみせ、村人たちに認めてもらえましたというお話です。

39話も40話も悪者が出てきてルンルンの邪魔をしたり、魔法のカギでルンルンが衣装チェンジをしたり、定型的に話は進みます。

そんな中、アトラス山脈やベルベル人の家などいい雰囲気でモロッコが描写されていました。祭りの当日、会場にモロッコの国旗が飾られているシーンもありました。(赤地に緑色の一筆書きの星がモロッコの旗です。)

現在でも同じように町のなかに国旗が飾られているのをよく見かけます。1話30分のお話ですが良く調べて作られているんだなーと感心しました。

(C) 東映アニメーション

ちなみに現在(コロナ前)ではマラケシュで伝統的な騎馬戦術を再現したディナーショー、「ファンタジア」を見ることができます。コロナが収束したらおすすめ観光ポイントのひとつです。

それから余談ですが、5、6年前に携帯電話(スマホでない)の着信音を大音量で花の子ルンルンの曲にしているモロッコ人とすれ違ったことがあってびっくりしました。

ぼかいか
ぼかいか

♪私は花の子ですぅ、名前はルンルンですぅ!!

ルパン三世

ルパン三世 2ndシリーズ 第30話「 モロッコの風は熱く」

モロッコに行ったルパンは外人部隊の兵士を強制徴収している革命派にさらわれてしまいます。さらに銭形警部も同様に捕まっていました。2人は鉄の首輪で繋がれてしまい一緒に逃走することに・・というのがあらすじです。

物語の冒頭で地図が映ります。舞台はマラケシュのようですが、スペルが少し違います。あくまでもフィクションと示すためでしょうか?

著作:トムス・エンタテインメント

ジャマ・エル・フナ広場らしき場所や逃走中に逃げ込む皮なめし場らしき場所などところどころにマラケシュっぽさを感じました。

著作:トムス・エンタテインメント
著作:トムス・エンタテインメント

上の画像の女性が着ているものが私の義母にそっくりでびっくりしました。グレーにピンクのマスク、頭に被る部分の折り返し具合など最近の若い人には見かけないスタイルですが、この作品もだいぶ古い作品なのです。( 2ndシリーズ は1977年放送開始)

40代半ばの私が子供の頃、再放送でよく見ていました。今見てもオープニングのルパン三世のテーマがとにかくかっこいいです。ルパンの顔も声も私にはこれこれ!これなんです!と大満足してしまいました。

youtubeで見つけたオープニング集↓。かっこいい。

もうひとつ、ルパン三世関連では、「ルパン三世 TVSP トワイライト☆ジェミニの秘密」という作品もモロッコが舞台となっているようです。

ただ私は「モロッコの風は熱く」で十分満足してしまって、見る気が起きませんでした。いつか気が向いたらみようと思います。

タンタンの冒険

タンタンの冒険はベルギーの漫画が原作のアニメです。少年記者のタンタンが様々な事件に巻き込まれ、解決していきます。

モロッコが舞台とされているのは「金のはさみのカニ」というお話です。港で発見された溺死体事件の謎を追跡していったらモロッコにたどり着き、麻薬を密輸していた犯人を捕まえたというお話です。ただ後半にならないとモロッコの町はでてきません。

個人的な感想ですが、この漫画家の画風のせいかモロッコの描写が妙にすっきりしているように感じました。絵がきっちりし過ぎてモロッコの雑踏感が伝わりにくいのです。絵柄は可愛くて好きですよ~。

(c) Ellipse Programme, Nelvana Limited, FR3, M6 (c) Hergé-Moulinsart 2009

モロッコにしてはこぎれい過ぎる街角。

(c) Ellipse Programme, Nelvana Limited, FR3, M6 (c) Hergé-Moulinsart 2009

密輸犯のアジト。

(c) Ellipse Programme, Nelvana Limited, FR3, M6 (c) Hergé-Moulinsart 2009

モロッコ名物ミントティーでしょうか?

正確な描写などはあまり必要ないのかもしれませんが、モロッコだと示されている部分もあります。

敵が乗っていた飛行機に[CN-34]と機体記号が書かれています。(機体記号とは航空機に付けられる個別の記号で国籍記号と登録記号により構成される)

このCNというのがモロッコを示すそうです。実は細部にこだわっていたのですね~。

カルメン サンディエゴ

ネットフリックスで配信されているのを息子と一緒に見てどはまりしました。
このアニメはカルメン サンディエゴという女の子が世界各地を舞台に悪の組織バイルと戦う物語です。アクションシーンも多く男の子が見ても楽しいと思います。

モロッコが登場するのは第2話と最終回です。場所はカサブランカ。実在する場所なのかはわかりませんでした。

泥棒になるための学校バイルアカデミーで学んでいたカルメンは試験に落第し、学校を抜け出します。カサブランカの遺跡発掘現場で出会ったおじいさんから「財産はみんなで分かち合うべき物」という話を聞いてわりとあっさり正義に目覚めます。

モロッコの風景描写は少ないですし、ストーリー上、モロッコでなければいけないというわけでもなかったです。たしかバイルアカデミーはカナリア諸島にある設定だったので、初仕事がモロッコというのは何気にリアリティがあったのだと後になって思いました。カルメンの初仕事と最終回をモロッコで締めくくるというのは、モロッコで暮らす者として単純に嬉しかったです。

モロッコ絡みだからというだけでなく、このアニメがとても面白かったのでちょっと紹介してみます。

予告を見ただけでわくわくしませんか?

見どころ その1 個性的なキャラクター

登場人物がみな個性的で面白いです。何人かピックアップしてみます。

・シャドーさん(Shadowsanという名前?)

なぜか敵からも常に「さん」付けで呼ばれる、日本人。バイルアカデミーで講師として武術や折り紙を教えている。侍とか忍者とか言われているけど自分では昔やくざだったとも言っている。カルメンの生い立ちの謎を知る人物。風貌が高倉健さんっぽい笑。

・ドヴィノー警部 インターポールの警部でカルメンを追っている。ルパン三世に出てくる銭形警部を思い起こさせる。高級車を何台もだめにして怒られたり、仮装パーティーではバナナの扮装をするなど憎めない人物。

・クラックル バイルアカデミーの同期生。元電気技師。同期の中ではカルメンと1番親しかった。任務に失敗してバイルアカデミーから記憶を消される。えくぼがかわいい♡

・ル・シェブ  バイルアカデミーの同期生。 ジャンプ力と素早い身のこなしで高い場所にも上っていける。下まつ毛が印象的(笑)

・エル・トポ  バイルアカデミーの同期生。 モグラのように土に潜っていくのが得意。

・ダッシュ・ヘイバー 帽子(ハット)の縁に刃物が仕込まれていてそれを飛ばして武器にする。

・ペーパースター 授業で習った折り紙の技術を独自に発展させ、折り紙を武器にした。紙があればすぐに手裏剣を作って武器に出来る。

見どころ その2 世界各地を巡る

ストーリーは世界中を舞台に展開されます。毎回冒頭で舞台となる国についての基本的な情報を教えてくれます。私も初めて知ったことが多いし、子供たちにも勉強になるのではないかと思います。

このアニメはそもそもは子供の学習用のゲームとして作られたものらしいので、その名残りなのかもしれません。

私はベタな観光地を巡るのが好きなのですが、世界各地の観光名所なども描写されるので「ここ行った事あるー!」とうれしくなることもあります。旅行好きな方にもおすすめのアニメです。

まとめ

モロッコはアニメの中にもちょこちょこ出てきます。泥棒や財宝、旅といったキーワードと相性が良いようです。

世界中の人々がモロッコに対してミステリアスで魅力的なイメージを抱いている、その現れではないかと私は思います。

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