モロッコのネット通販　こんなものを買った。

私の夫は買い物大好き、買い物番長。
最近はスマホを見ていると出てくるネット販売商品を買いたがります。そして私が「いらない」と言っても買ってしまいます。
モロッコの通販でこんなものを買いました。（夫が！）

白髪が黒くなる天然オイル

この商品は天然のオイルや植物エッセンスが入っており、頭皮に塗り込むと白髪がなくなるのだそうだ。染色剤のようなものは入っていないモヨウ。

私は割と若い頃から白髪染めをしているし、毛のことに関しては夫より知識はあると自負している。なので、この商品に即効性はないことはわかるし、正直効果も期待していない。

使用方法は、頭皮に塗り1時間以上時間をおいてからシャンプーで洗い流すだけ。週に２回使用する。
使ってみての感想は、たぶんアルガンオイルの、ごま油のようなにおいの油で頭をべっとりにして過ごす１時間がつらい。油が顔に垂れてくる。
優しい気持ちで私に買ってくれたのだろうから夫には言わないけど、正直こっちの方がめんどくさい。

トイレの便座カバー

洗うのが面倒＆汚いので私は便座カバーは付けたくない。でもそんなこと関係ない夫と息子たちは欲しがる。

夫が買った便座カバーがこちら。１枚100DH。高い。
日本の１００均のもので私的には十分なのです。

「どんな形の便座にもぴったりフィット」というのがウリらしいけれど、うちの便座には若干小さくて、ぎりぎり付けられたという感じでした。ちなみに、買ってすぐ夫が取り付け方を間違えた挙句、壊しました（泣）。もちろん、私が直して使っています～。

昔、モロッコのスーパーで細いナイロンのひも（？）で編まれた、便座の上に置くタイプの便座カバーというかシートを買ったことがあります。今も売ってるのかな？あれ良かったのだけど。　

電子虫取り機

青い光で蚊をおびき寄せ、吸い込むというもの。200DH。知らなかったけど日本でも売っています。しかも日本の方が若干安い。

一晩試してみたところ、同じ部屋で寝ていた家族４人、全員が複数個所刺されていたいました。
蚊は何匹とれたのか？開けてみると、ななななななーんと！！０匹。
効果全くなし。

食器の水切りラック

いらないと言ったのに、またしても注文してしまった組み立て式水切りラック。５００ＤＨ。
我が家は組み立て式のものを買うと組み立て中に壊す確率が高いのですが、無事に組み立てられました。
私にはちょっと昔っぽいスタイルの気がして、欲しくなかったのですが使ってみたら、あら便利！
まな板置きと小物掛けが付いてるのも地味にお役立ちです。
ただ、洗った食器の水滴がそのまま下に落ちます。日本の商品だったら受け皿がついていそうなところですがモロッコなので気にしません。私は窓拭き用の小さなワイパーでシンクに水を掃き出しています。

掃除のモップ

モップとは言えないかも？なのですが、名前がわからないのでモップとしました。

スポンジに水を吸わせレバーを引くとスポンジ部分の水が切れるので手を汚さなくて済みます。
しっかりとした丈夫そうな商品ですがその反面重さがちょっと気になります。もう少しスポンジが大きくてもいいなと思いますが、重さ的にぎりぎりの大きさなのかなとも思われます。

柄が伸縮式組なのですが、使っていると絞めたねじが緩んで突然短くなります。モロッコで買う商品というのはまあそんなものです。
スペアスポンジが付いて５００ＤＨ。悪くない買い物だったかなと思います。

みじん切り器

もう捨ててしまったので写真がないけれど、今まで一番失敗したのがこの野菜みじん切り器。
押すだけで野菜がみじん切りにできるというものなのに、とにかく切れない。キャベツもたまねぎも切れない。薄切りにしたキュウリすら切れない。一体何ならば切れるのか。

結局あまりにひどいので返品することに。夫が電話をかけたら、カードの口座に返金してくれました。
意外に良心的です。
商品は返送ではなく、後から引き取りに来るという話だったけど、いつまでたっても取りに来ません。引き取りに来る方が手間とお金がかかってしまうのしょうか。

使い物にならないみじん切り器もおまけでついてきた3kgのバスソルトも邪魔。１年過ぎたので思い切って処分しちゃいました。

まとめ

モロッコ（マラケシュ）でのネット通販は数日で届きますし、システム的には何の問題もないと感じました。
夫が買う場合、購入時は、名前、電話番号、住んでいる都市ぐらいしか入力項目はなく、荷物が近くまで来たら電話がくるそうです。だから「今、喫茶店にいるからここにもってきて」ということもできます。料金は商品受け取り時に現金で支払います。

商品の品質はものによりけりですが、何軒もお店を周らなくてもいいこと、価格交渉がないことは大きなメリットです。モロッコでの暮らしは日々便利になっているなーと感じる今日この頃でした。