北アフリカの過酷な環境でも生きる草花。雑草も花ざかり

植物・動物

春です。空き地の雑草たちもぐんぐん成長しています。雑草とはいえ、よく見るとかわいらしい花を咲かせているので写真を撮りました。

モロッコでたくましく生きる草花たちをご覧ください。

ぼかいか
ぼかいか

太陽が強いせいか写真をとるのが難しかった!

かわいいけど臭いグループ

マーガレットに似ている花です。マーガレットよりも小さく花弁の中央付近も黄色く色づいています。
日本でも子供の頃よく見かけました。
かわいい!と思って摘むと、くさくて、「ぐえぇ。」となるので部屋には飾れません。

カモミールだと思います。
カモミールの生花を見たことがないので、知らなかったのですが、めちゃめちゃ臭いです。
子供っぽい表現になりますが、つばの匂い。「クッサー!!」と思いました。菊のような匂いもします。
他の国では「チーズのようなにおい」と表現されるらしいです。上品に形容してますね~。

私には雑草。でもあえて植える場合もある。

私には雑草にみえます。でも、もしかすると、飾りで植えていたものから種が飛んできたのかもしれません。

たまに、日本人からすると雑草と思うようなものが、花壇などに植えられていることがあります。

大量に植えるとそれなりに見栄えがするものです。
巨大な猫じゃらし(エノコログサ)に似た草が植えてあるのをよく目にします。

かわいいのか、気持ち悪いのか、よくわからない。

初めて見る植物です。ほふく性で丸っこい花が連なっています。
グランドカバーに使えそうな生え方ですが、花がカサカサしているので、踏んだら飛び散って汚らしくなるかもしれません。

ズームアップしました。白ごまのようなぷつぷつがたくさんついていて気持ち悪いです。

ずっと考えているのですが、かわいいのか、かわいくないのか判断が付けられない植物です。

完全に雑草。庭に生えたらすぐ抜く

花のつぼみ?のところは1.5㎝ぐらい。長い棘は3㎝ぐらいあります。茎にも棘が生えており、大きくなると抜くのが大変です。

花だけは可愛い。

葉にごわごわした産毛があります。
立ち姿がいかつい。

近くで見るとこんな花。しぼんだ花はきれいな紫色になる。

写真だとほぼ白に見えますが、うすーい水色をしています。地面に這って咲いていたものは密集していてかわいかったです。

上の写真と同じものです。立ち上がると雑草感がすごい。

可憐な赤い花。


花は3㎝ぐらい。ポピーの仲間でしょうか。ぱっと目をひく赤い色が雑草の中でもひときわめだちます。
例えるなら、一般人の中に、良い家柄の子女がまぎれこんだ、そんな感じがしました。

多肉植物

多肉植物もありました。マツバギクのような感じです。花弁が細かいものと、大きくて少ないものの2種類見つけました。花色が白いものしかなかったのですが、ピンクの花があったら、うちに植えたいなーと思っています。

面白い見た目

初めて見る植物です。派手ではありませんが、何本も並んでいるとなんだか楽しげな雰囲気です。

赤い葉っぱで葉脈が特に赤いです。
寄せ植えなどに使ったらおしゃれかもと思ったりもするのですが、ちょっと薄気味悪い感じもします。

黄色い花

日本にもありそうな花です。
黄色い花とオレンジの花の組み合わせがなかなかいい感じです。

アブラナ科と思わる花です。こんな風にかたまりになって、ところどころで咲いています。
遠くから見ると黄色いもやのように見え、のどかな景色を作ってくれます。

まとめ

お出かけできなくても、家の近所で楽しい時間が過ごせました。

マラケシュは夏場の高温と乾燥で植物を育てるのは過酷な環境なのですが、雑草は元気いっぱい。
気候に適した植物を探せばガーデニングも楽しめそうです。

そういえば、子供の頃、春に草花を摘んで遊んでいたらひどくかぶれたことがあります。
春の草の生命力は強いですから、お気をつけくださいね。

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