北モロッコ 夏のM’DIQは夜もにぎやか。

観光・地域情報

北モロッコへバカンスへ出かけました。前回は海水浴について書きましたが、今回はメディアック(M’DIQ)の町の様子などについて書いています。

ぼかいか
ぼかいか

地元の人はメディックじゃなくてメディアックって言ってます。

昼も夜も楽しい町 昼の様子

私たちがM’DIQをバカンス先に選んだ理由。それは北モロッコが大好きな親戚のおじさんのおすすめだったから。
海水浴もできるし、街がにぎやかで夜も楽しいということでした。実際に滞在してみて言っていることが理解できました。

かわいらしい歩道橋。

ビーチを目の前にして喫茶店が並んでいます。
夫がとにかくカフェでのんびりしたい人なのでありがたい。
12時過ぎにアイスクリームを注文したら「まだ出来てない」という返事。
モロッコの夜は長いので営業開始じかんは遅い。

こんな出来事が。
メディアックを離れ、日帰り旅行に出かけた日の帰路、高速道路から山火事が見えました。のんきに写真を撮っていたら火元はまさかのメディアックの山だった!

夜になってもなかなか消えず。
地元の人によると、釣り人が釣った魚でタジンを作っていたという情報。
詳細は知らないけど、ニュースでは逮捕者が出たとのこと。
気をつけよう!

日中の海岸付近。屋台や露店が出ています。
けれども、夜にはさらににぎわうのでした。

そうそう、楽しいことがありました。奥様が日本人だというモロッコ人男性に街で偶然出会ったんです。(2回も!)
お子さんが海外の大学に行ってしまってさびしいとおっしゃる、優しそうなパパさんでした。
子育て真っ最中の私たちから見たら、お子さんを立派に育て上げたことは尊敬に値します。
うちの子はどうなるかなぁ…。いつまで喜んで家族旅行に一緒に来てくれるかな、なんて思ったり。
日本語を話せる人に会うことをとても喜ぶ息子達にも楽しい思い出となりました。
在モロッコ邦人の方、いろんなところにいらっしゃるんですね。

夜はお祭りのような賑わい

日中はモロッコの国旗がはためき、夜はモロッコ王国の紋章でライトアップ。
これはモロッコ国内の多くの町で共通だと思う。

私はこういうものに疎いのですがVRってやつです。うちの子はリアクションが薄かったのですが、派手めのリアクションをとる子もいて楽しくなります。

日本は個人で買うものなのかな?そういえばアグレッシブ烈子というアニメで烈子がVRゲームにはまっていたな。

この地域の伝統的な帽子の形を模したという綿あめ。正直微妙だけど、いいじゃない!いいじゃない!
観光に来たという気分が盛り上がります。
人でにぎわう観光地が私は大好きなのです。

名前は何と言うのでしょう。足でコントロールして動く遊具。
10分ぐらいで10DH。親としては転んでけがでもしないかとヒヤヒヤなのだけれど、無事終了。そんなに難しくないようです。

微妙な着ぐるみが接近。勝手にポーズをとらせ、写真撮っていいよ!のジェスチャー。
うっかり撮ってしまって1人10DH、しっかり2人で20DH請求されましたー。

だんなさん
だんなさん

あーあ、ぼかいか!
私ははずかしかったです。

私はわかってた…。
私はわかってた…。

ぼかいか
ぼかいか

1枚撮った時点で気が付いたよ。

だが、時すでに遅し!!

本当にナチュラルな流れで写真を撮らせます。やられました~。

まあ、夏は海辺の町はかき入れ時なわけで、街の人がお金を稼ごうという意欲がすごいのは当然だとは思います。

ですが…。
自分に都合の良い部分のコーランを語りながら「お金ください」と回り歩くおじいさん。
次から次へとやってくるポケットティッシュ売りの子供。
ビーチで小さな子どもを連れて「かわいそうでしょう?」とばかりにナッツを売りに来る人。

生活が大変なんだろうな、がんばってるなとは思うけど、泣き落とし的だな、しつこいなとも正直思うのですが…。

ぼかいか
ぼかいか

おじいさんにお金を渡し、
ティッシュを買い、
ナッツを買い、
知らない人にハリラをどうぞと言う、あなたは立派。

だんなさん
だんなさん

全員には無理だけどね。普通のこと。少し手伝うよってことです。
それよりも!!
私は買い物したかったのですが、値段交渉がシビアでした。
複数買っても値下げしない。マラケシュとは勝手が違いますね。


夜の海岸にもレンタル椅子あり。
涼しくて気持ちがよい。
通りの向こうから聞こえてくる、おじさんが歌うアラブミュージックが、いかにもモロッコだなーと思いました。

露店で買ったおもちゃで遊ぶ息子ら。5DH。
ヨーロッパの観光地とかでも売っています。
二枚羽が付いた本体をゴムで飛ばすとくるくる回りながら落ちてくる。
人が少なくなった海岸でのびのび遊べます。

港の方に野生の豚(?)が生息。
動物園のように段差と側溝でお互いの生活スペースが区切られています。優しいまちづくり!

女性に大人気!民族衣装を着てみた。

民族衣装試着体験。若い女の子からおばあちゃんまでたくさんの女性が集まっていました。もちろん私も挑戦。

モロッコに住むベルベル人の民族衣装。
モロッコ人の若い女性が着ると女神のような神々しさだったのですが、私が着ると尼僧感が漂います…。

夫が「頭にトゲトゲのやつ付けてる人がいるよ!せっかくだからもう1回着たら?」というので、着ちゃいました。

リフ山脈に住む民族の衣装。自分でいうのも何ですが、こっちの方が似合ってました。
ポンポンの付いた帽子、薄手のポンチョ、縞の布が特徴的です。

ちなみに、ベルベル人の衣装が10DH、リフ山脈の人が5DHでした。

気温と湿度

40℃半ばの日が続くマラケシュに比べると涼しいですが、夏なので普通に暑かったです。
滞在中は30℃半ばぐらいの日が多かったと思います。
到着して2,3日はなぜか驚くほどの湿度。私たちが極度乾燥のマラケシュから来たために余計そう感じたのでしょうか???海の近くだから???
生まれてから今までマラケシュにしか住んだことのない夫も戸惑っていました。

だんなさん
だんなさん

なんだろう、天気のせい?動きにくいし、疲れやすいです。

ぼかいか
ぼかいか

これが湿気というものですよ。結構きついね。
海辺の町ってこんな感じなのかな。

マラケシュなら日が沈んでから洗濯物を干しても、寝る前までに余裕で乾くのですが、ここでは最初の数日は一晩干しても完全には乾きませんでした。国内でもこんなに違うんだなーと驚きです。

その後は、湿気も感じなくなり快適に過ごせました。夜の海岸は長くいると寒く感じるぐらい涼しかったです。

まとめ

メディアックの町では昼も夜も楽しく過ごせました。
夜は洋服や日用品などを売っているお店も開いてまるで夜市のよう。というか夜市?むしろ夜の方が活気がある印象でした。

次回は北モロッコでバカンス 食べ物、買い物編の予定です。いつになるかはわからないのですが記憶が薄れないうちに書こうと思ってまーす。

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