アラブの古い恋の歌 Lama Bada Yatathanna

映画・音楽・エンタメ

アラブの素敵な曲をご紹介したいと思います。

まずは聞いてみましょう!

さまざまな歌手が歌っていて動画も多くありますが私の好みはこの方でした。↑イントロからかっこいいです。

実はモロッコでドラマの主題歌かなにかでこの曲が使われていたことがありました(歌手はしらない)。その時は物悲しそうな曲だなーぐらいにしか思いませんでしたが、たまたまレストランで流れてきたのを聞いたら「なんかいいな」と感じられるようになりました。日本ではあまり聞かれないタイプの曲だと思うので何回か聞くと良さがわかるかもしれません。

楽曲についての基本情報

ぼかいか
ぼかいか

この曲について何か知ってる?

だんなさん
だんなさん

すごく有名だからもちろん知ってますよ。
簡単に説明しますね。

この歌はアラブ世界で昔から親しまれてきた古典的な歌。現在でもさまざまな歌手によって歌われています。モロッコでもよく聞かれている歌ですが、モロッコで作られたとかモロッコ人が作ったとかではありません。また「○○という一人の作曲家が作った曲」というものでもありません。

あくまでも「アラブ世界で古くから歌い継がれてきた、古典的な恋愛詩の歌」ということになります。
音楽的にはアンダルス音楽やアラブ・イスラム圏の古典音楽の伝統の中で伝えられてきた作品です。

ですから歌詞はモロッコ語ではなく標準アラビア語(フスハー)、さらに言うと古典的・詩的アラビア語が使われています。

ぼかいか
ぼかいか

なるほど。モロッコ語じゃないのが残念だ。

歌詞も知りたい。

音楽だけでも良いけれどやはり歌詞も気になります。AIによる解説をまとめました。

タイトルの「Lama Bada Yatathanna」は、「彼が姿を現し、しなやかに身を揺らしたとき」

というような意味。

歌詞では、愛する人の美しい姿を眺め、その魅力に心を奪われていく様子が、古典的で優雅なアラビア語で歌われています。

男性が歌うこともあるけど女性目線の歌。私が物悲しげな歌と感じたのは恋愛の苦しさだったのかもしれませんね。心の中の熱さを感じます。

ぼかいか
ぼかいか

タイトルはカタカナで書くならラッマー・バダー・ヤタタンナーぐらいの感じ。

だんなさん
だんなさん

アラビア語だとلما بدا يتثنىですよ。

全体的にはざっくりこのような内容↓

彼が姿を現し、しなやかに身を揺らした。
ああ、ああ……
愛する人の美しさに、私はすっかり心を奪われた。

ほんの一瞬のうちに、私はその虜になってしまった。

枝が傾くように、彼はしなやかに身を傾ける。
ああ、なんという戸惑い。

恋に焦がれるこの苦しみから、
私はいったい誰に訴えればよいのだろう。

という感じ。伝承だから繰り返す部分や回数はまちまちだということです。

ゆったりとした旋律と、アラブの古典音楽独特の音階、そして歌手によって変化する美しい節回し。モロッコをはじめ、アラブ文化に興味がある方にはおすすめの一曲です。

終わり

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